おすすめのユーティリティ 2023年 特集

おすすめのユーティリティ大全集 2023年

ユーティリティはウッドとアイアンの間の距離をカバーするクラブです。
以前はロフト角の少ないロングアイアンが使われていましたが、製造技術の進化とバリエーションの増加によって、球が上がりやすく、ミスに強いユーティリティが有効活用されています。
また、アイアンセットの本数が少なくなり、ユーティリティを2〜3本入れるのが当たり前になってきています。
スコアメイクの要でもありますので、慎重に選ぶ必要があります。
プレイヤーの望むユーティリティは、飛距離性能重視・正確性重視・ミスに対する許容度重視等と様々です。このサイトでは求めるタイプ毎のおすすめのユーティリティを紹介します。

 

 

 

まずはユーティリティの特徴を知ろう!

ユーティリティ選びのポイント 【形状】

ユーティリティは、ヘッドの形状によってアイアン型とウッド型の2種類に分けられます。
アイアン型は、スウィングスピードが速めで、ボールが高く上がる人が適しています。
ウッド型は、スウィングスピードが遅く、ボールが上がりにくい方に適しており、スイートエリアが広いのでやさしく打てます。
また、ウッド型のなかでも上級者向けのモデルは、操作性を重視するために小ぶりヘッドのものが多く、抑えた球を打ちやすく作られています。やさしさを優先するのであれば、できるだけヘッドが大きいアベレージ向けのモデルを選ぶようにしましょう。
現代ではプロの間でもウッド型を使う選手が多くなり、アイアン型ユーティリティのモデル自体が少なくなっています。

 

 

 

 

ユーティリティ選びのポイントA 【番手(ロフト)】

多くのユーティリティには、♯3(20°)というふうに番手とロフトの両方が表記されています。番手とロフトの種類はモデルによってさまざまですが、ユーティリティ選びで重視したいのはロフトのほうです。たとえば、今使っているフェアウェイウッドの5番のロフトが18度、5番アイアンのロフトが25度であれば、ユーティリティの20度と23度の2本を追加すると距離を打ち分けやすくなります。ユーティリティのロフト選びの目安は、アイアンよりもロフトが2から4度少なく、フェアウェイウッドよりもロフトが2から4度大きいものになります。複数のユーティリティを使う場合は、ロフト差を3から4度にしておくといいでしょう。

 

 

 

 

 

クラブセッティング

昨今で人気のクラブセッティングは、3番ウッド、5番ウッド、ロフトが21°くらいのユーティリティ、25°くらいのユーティリティ、となっています。また、ユーティリティは同一モデルで重さ硬さも同じに流れで選ぶと同じ感覚で打てるので距離の階段が作りやすくクラブ選択が容易です。また、ロフト角の立った5アイアン(ロフト角25から26度)は球が上がりにくく、ヘッドスピ−ドが1Wで45m/s程度が必要です。5アイアンとロフト角の同じユーティリティならアイアンに比べて低重心で重心深度が深く球が上がり飛距離も出ます。更に弾道が高くランが抑えられれ、グリーン上でしっかり止めることができます。ミスヒットにも強く同じロフト角なら5アイアンよりーティリティのほうがやさしいので、ヘッドスピ−ドが1Wで42m/s以下ならばユーティリティがおすすめです。

 

 

ラフでもソ−ルが滑ってくれる

ラフに入ってらとりあえずアイアンと考える人は多いとでしょう。確かにプロのトーナメントセッティングのようにボールが見えないくらい深いラフならアイアンで上から打ち込まないとヘッドが芝に絡んでコンタクトできない場合もあります。しかし普段ラウンドしているコースのラフならばボールがかくれてもせいぜい半分くらい。まして寒い時期の枯芝ならばユーティリティの方が断然ラクです。幅広のソールが芝の上を滑ってくれるのでミスを軽減してくれます。またFP値が大きいので球を拾いやすく飛距離もアイアンに比べたら落ちにくいのが特長です。

 

(画像2枚目) 井上莉花“ラフ、傾斜、バンカー どこからでもFWorUT!” 今回は沈んでいるボール(画面左)の対処法を伝授!

 

ユーティリティのシャフト

ロングアイアンの代わりにユーティリティを使う人が多いですが、3〜4番アイアンに比べてユーティリティは1インチ程長くなります。するとユーティリティとアイアンのシャフトが同じだとユーティリティが重くなってしまいます。 ユーティリティのシャフトはアイアンシャフトより10グラム軽いものが適性です。アイアンのシャフトが90g台以下ならば、ユーティリティのシャフトはカーボンになります。

 

 

 

PGAツアープロ 203名(2020年上半期)が使うユーティリティの使うタイプ

ウッド型 76名 (38%)
使用者の平均本数は1.14本  
アイアン型 101名 (50%)
使用者の平均本数は1.247本

 

PGAツアープロ 203名(2020年上半期)が使うユーティリティの使用モデルランキング

1位 タイトリスト U500 32人
2位 キャロウェイ Xフォージド 22人
3位 キャロウェイ APEX UT 15人
4位 テーラーメイド P−790 14人 
5位 ダンロップ スリクソンZ U85 10人

6位 タイトリスト 818H2 7人

 

 

 

 

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(8)球が上がりやすいユーティリティ
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